正しいインプラント治療、予防歯科の普及に取り組んでいます

私の少年時代の夢は、「ヨットで太平洋横断」でした。冒険好きなのは今も変りません。他人と同じことをそのまま追随してやるのは、自分らしくないと思っています。歯科医院としても自分の信念にけっして妥協せず、個性的であることにも恐れずに、「正しい歯科治療とは何か?」を追求し続けてきました。

私が歯科大学で学んだ頃は、まだインプラント治療がない時代です。「インプラントで専門医レベルの治療がしたい!」と私が本気で思うようになったのは、歯科医師になってまもなくのこと。親友の誘いでインプラント治療の講習会に参加したのがきっかけでした。まだ、大学病院でさえ2校しかインプラント治療をやっていないような頃です。開業医でしっかりしたインプラント治療をしている先生は、新宿の河津寛先生くらいでした。

そこで私は河津先生に手紙を書き、手術を見学させていただいたのです。当時はインプラント治療の専門書もたった1冊しかありませんでしたが、がむしゃらに読んで勉強しました。著者はスウェーデンのペル・イングヴァール・ブローネマルク教授、翻訳は「日本のインプラント治療の父」とも呼ばれる小宮山弥太郎先生がされた分厚い本です。読めば読むほど、その素晴らしさが感じられました。数年後、ブローネマルク先生や小宮山先生に直接ご挨拶し、握手を交わしたときは本当に嬉しく思ったのを覚えています。

私の一番の恩師は、小宮山先生とも親しい有坂隆一先生です。平成10年に開業してから、有坂先生とは何度も海外研修をご一緒して、日本では学べないことをたくさん学ばせていただきました。経験豊富な有坂先生に導いていただいたからこそ、今の私があります。

現在、私は水戸市で開業しながら、歯科医師向けのインプラントセミナーで講師も務めております。若い歯科医師たちに自分のノウハウを伝えることは、私を育ててくれた先輩方への恩返しでもあるのです。

 

私には、好きな言葉が3つあります。

「継続は力なり」
「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるわけでもない。唯一、生き残るのは『変化できるもの』である」
「勝者は勝つ方法を探し、敗者は言い訳を探す」

正しいインプラント治療と予防歯科を普及させていくことに、私は大きな使命感を持っております。そのためには、努力の継続と日々進化していく歯科医療への柔軟な対応、新しい技術の勉強も欠かせません。これは、私の一生をかけて全うしていかなければならない仕事だと考えています。

当医院で行っていること

■予防歯科

● 歯磨きのアドバイス
いつの間にか自己流になってしまっている歯磨き。磨き残しをしないためにも、まずは正しい磨き方を知っていただくことが大切です。

● PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
3~6カ月に1回、プロによる徹底的なクリーニングケアを行うことで、虫歯や歯周病が予防できます。

● 小児予防歯科
一生ものの健やかな歯を育てるために、虫歯のケアはもちろん、歯磨きの仕方から生活習慣までさまざまな観点からアドバイスします。

● シーラント
お子さんが虫歯になってしまう前に、奥歯の溝をプラスチックで埋める方法です。歯が強くなる効果や、除菌する効果もあります。

● フッ素塗布
歯の質を強くし、虫歯になりにくくするフッ素を使った予防法です。

■診療内容

● 痛くない虫歯治療
麻酔の針を刺す前に表面麻酔を塗り、麻酔液も痛みが出ないようにゆっくり注入するなど、患者さんの希望や悩みに応じて痛みが出にくい治療を行います。

● 3Mix法
3種類の抗菌剤を使ってむし歯を無菌化する歯の治療方法です。従来の治療よりも歯を削る量が減り、治療期間の短縮とともに神経を残せる可能性が高くなります。

● 歯周病治療
かつて歯槽膿漏(しそうのうろう)とも呼ばれていた病気です。歯周病菌と呼ばれる細菌が原因で起こる感染症です。

● 小児歯科
歯並びやかみ合わせの悪さは、まだ乳歯の時代にケアを怠ったことにも関係することがわかっています。当医院では、徹底した予防と適切な治療を行っていきます。

● 審美歯科治療
「とりあえず今がきれいになればいい」という考え方ではなく、10年後も20年後も50年後もきちんとかめる歯であることを第一に、美しい口元のための治療を行います。

● セラミック治療
セラミック(陶材)は、詰め物やかぶせ物に使われる歯科材料です。見た目の美しさだけでなく、体にもやさしい素材で、金属アレルギーの心配もありません。

● ホワイトニング
歯の表面に付着した色素だけを落とすのではなく、歯の表面を傷つけずに歯の中にある色素を分解して明度を上げ、歯を白くしていく方法です。

● 歯肉ピーリング
歯肉のメラミン色素除去によって、美しい歯茎を取り戻す治療です。当院では、レーザーで歯肉を焼く方法ではなく、薬を塗る方法を採用しています。

● インプラント治療
歯がなくなってしまった場所にインプラント(人工歯根)を植えることで、以前のようにしっかりかむことができます。ブリッジのように他の歯を傷つける必要がない治療法です。入れ歯に違和感がある、お食事がしづらいという方にもインプラントをおすすめしています。

● 歯科口腔外科
親知らずを抜くときや口の中にできものができたとき、あごの関節が痛いとき、口の中を怪我してしまったときなどには、当院のような「歯科口腔外科」を掲げる歯科医院へ。口に関する外科的な処置を担当する診療科です。

● 入れ歯(義歯)治療
「入れ歯が痛い」「外れやすい」「ちゃんとかめない」などの悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。残った歯や歯茎をしっかり守りながら、より快適で美しい口もとにするための治療を行っていきます。

● 咬合治療
咬合(こうごう)とは、歯のかみ合わせのことです。先天的なものも後天的なものもあり、バランスが崩れていると無自覚なまま体全身に渡ってさまざまな症状が出てくることがあります。

● 口臭治療
口臭にはさまざまな原因があります。当医院には口臭を数値的に計測する機器も用意しておりますので、お悩みの方は一度ご相談ください。

良い歯科医院を探している方の期待に応えたい

当医院では、患者さんと相談しながら治療計画を立てていきます。お互いの信頼関係を築いていく上でも、良質な治療を行なっていくためにも、患者さんとしっかりお話しすることがとても重要だと考えています。現在の状態と治療について、治療の進み具合などは、もちろん毎回きちんと説明させていただきます。もし何か疑問に思われることがありましたら、気兼ねなく何でもおっしゃってください。

あなたが普段、どういった食生活をしているかも伺います。虫歯や歯の欠損に至った原因を探り、対策をとる上での資料となりますので、ご協力をお願いいたします。

また、初診のときや治療の初期段階では、「ご自分の歯をどうしたいのか」「今まで行った歯医者さんで何か嫌な思いをしたことがあるか」「治療の回数や通院時間帯、治療時間の制限」「予算の希望」などを伺うこともあります。遠慮せずにはっきり意思を伝えていただくことで、治療もスムーズに進みます。

あなたの笑顔は、あなたの周りの人も幸せにします。お口の健康に悩まれている方、笑顔を取り戻したい方は、ぜひ当医院へご来院ください。私は、100人の患者さんがいれば100通りの治療方針があると考えています。どんな治療があなたにとってベストなのか、一緒に考えていきましょう。

プロフィール

大友孝信(おおとも・たかのぶ)
アートインプラントセンターおおとも歯科院長

昭和42年、東京都板橋区生まれ。幼年期から青年期まで埼玉県で育ち、歯科医師となって東京へ。現在は茨城県水戸市在住です。水戸市出身の妻との縁で住むことになりましたが、実は大友家の本家は茨城県磯原。現在私が茨城県にいるのも、何かの縁を感じます。

<近年の学術発表>

  • 第11回茨城県歯科医学会『GBR法におけるβ-TCPを使用するn-PTFEメンブレンの有用性』
  • 第21回日本顎咬合学会『GBRにおけるn-PTFEメンブレンの有用性について』
  • 第12回茨城県歯科医学会『インプラント一次手術における静脈内鎮静法のすすめ』
  • 顎咬合学会誌『GBRにおけるn-PTFEメンブレンの有用性―電子顕微鏡を用いた研究』
  • 第13回茨城県歯科医学会『当院における口腔内写真への取り組み例』
  • 第15回茨城県歯科医学会『医科用CT応用による三次元インプラント術』
  • 適応症拡大の為のインプラント実践セミナー2008で基調講演 『歯科医院におけるインプラント治療術』
  • Simplant ACADEMY Conference Japan 2008で歯科医師向けにサージガイドフォーローアップなどの講演
  • Simplantフォローアップセミナーで歯科医師向けインプラント診断法の講習会の講師として登壇
  • USC(南カリフォルニア大学歯学部)の研究員代表の一人として日本歯科医学会に登壇(優秀賞獲得)
  • gIDE/UCLA の場でロマリンダ大学教授のジョセフ・カンの前で症例発表
  • gIDE/UCLA の場でUCLA(州立カリフォルニア大学)インプラントディレクターのサーシャ・ジョバノビッチの前で症例発表し、教授から「エクセレント」との評価を頂く
  • 元アメリカ審美歯科学会会長マーチャック(南カリフォルニア大学)の前で症例発表

<インプラント関連学習歴>

  • 1995ベーシックコース
  • 1999スウェーデンハルムスタット中央病院(インプラントオブザベーションプログラム終了
  • 1999ステップ-バイ-ステップS.P.I.コース
  • 2003Novum(ノバム)クリニカルコース
  • 2004ドイツ研修(インプラントオブザベーションプログラム)
  • 2004ベルギー・Materialise社研修(SimPlant・SurgeGuide・Certificate取得)
  • 2005アメリカ研修(ノーベルバイオケアー・ワールドカンファレンス)
  • 2007アメリカ研修
  • 2008ポルトガルのマロークリニッにてAll-on-4研修終了
  • 2010南カリフォルニア大学歯学部(USC)ジャパンプログラム終了
  • 2011 gIDE/UCLA プログラム終了

茨城県内でも最高レベルの設備環境を有しています

インプラント専用オペ室
インプラント専用手術室

アートインプラントセンターおおとも歯科は、UCLA歯学部インプラント卒後研修ディレクターであるDr. Sascha A jovanovic (サーシャ・ジョバノビッチ)認定クリニックとなりました。院長である私自身は、南カルフォルニア大学の歯学部(USC)プログラムを終了し、USC客員研究員となり、USC歯学部からアンバサダーに任命されております。

これまで長年インプラント治療を行ってきましたが、それでもなお私が歯科医療先進国で先端医療を学ぶのは、日本で良い歯科医院を探している方々の期待に応えたいと思うからです。私は“凡人”です。“天才”でも、“聖人”でもありません。だからこそ一生懸命勉強しますし、一つひとつの治療に真剣に取り組んでいます。

医院の設備としては、インプラント専用手術室を完備している他、光機能化機器、CGF設備、などもそろっています。茨城県水戸市内でも最高レベルの設備環境を有していますが、それに見合った知識や経験も重ねていると自負しております。

「アートインプラントセンターおおとも歯科」という名称のためか、よく「保険診療もやっていますか?」と聞かれます。もちろん、虫歯治療をはじめとした各種保険診療を行っています。ただし、日本の歯科ではインプラントに関する治療やメンテナンスは保険診療外となっておりますのでご了承ください。

患者さんには、できる限り健康になっていただきたいと思っています。当医院では希望される方に歯周病の手術からお口の健康指導まで行っていますが、疾患の治癒後も予防歯科に力を入れています。コラムでも詳しく書かせていただきますが、この「予防歯科」こそが大事だと考えているのです。あなたのお口の健康と笑顔のためにも、ぜひこのことを覚えておいてください。

診察のご予約は下記よりお願い致します

電話番号:029-257-2222

診療時間
09:00~12:30 × × ×
14:00~18:30 × × ×

お問わせ・診療ご相談フォーム

アクセスマップ

〒310-0912 茨城県水戸市見川5-138-59(岩間街道沿い)

水戸駅からバスでご来院の場合(バスで約20分)

1.水戸駅から水戸駅バス(北口バスのりば④)から『鯉渕営業所行』のバスに乗る(約15分)
水戸駅から水戸駅バス(北口バスのりば④)から『鯉渕営業所行』のバスに乗る
2.高嶋医院前で降りそこから約1分のところに当院があります。
高嶋医院前で降りそこから約1分のところに当院があります。

車からご来院の場合(水戸インターより車で約18分)

1.水戸北から国道123号線に向かう
水戸北から国道123号線に向かう
2.右折して県道113号線に入る
右折して県道113号線に入る
3.赤塚駅前(交差点)を左折して県道177号線に入る
赤塚駅前(交差点)を左折して県道177号線に入る
4.右折する
右折する
5.左にしまむらさんの看板が見えたら左折する
左にしまむらの看板が見えたら左折する
6.突き当りを右折する
突き当りを右折する
7.カットハウスウノさんの小道に入る
カットハウスウノの小道に入る
8.右折して剣道30号線に入る
右折して剣道30号線に入る
9.SUZUKIさんが見えてきたらすぐに右手に当院があります。
SUZUKIが見えてきたらすぐに右手に当院があります。

医院前駐車場7台ご用意しております。

※駐車場について注意事項がありましたら記載いたします。(隣接する病院と共同の駐車場になりますや近くにコインパーキングがあります等)

おおとも歯科